そもそもインポとは
インポ(=ED)とは英語の「Erectile Dysfunction(エレクタイルディスファンクション)」の略で、日本語では「勃起不全」を意味します。
男性において性交時に勃起は重要なタスクであり、十分な勃起がなければパートナーを含め、双方において満足な性交が行えない状況に陥ってしまいます。
パートナーとの関係性においてもSEXとは重要なコミュニケーションの場であり、男女差別のない社会になりつつある現代において、性の違いを認知し合える重要な「行為」でもあります。
SEXレス夫婦が年々増え続けていますが、お互いの立場の違いを認知し、認め合うにはSEXが重要な役割をしており、SEXレスは夫婦不仲を煽り、それがきっかけで距離が広がり、様々な問題を解決できず離婚に繋がってしまうケースも多々あります。
SEXは二人だけの空間であり、お互いの素の姿をさらけ出す場でありますので、ちょっとしたケンカや不仲を払拭できるパワーがあります。この場がないことで夫婦間の亀裂が大きくなることが多く存在します。
それくらいSEXは重要であり、男性の「勃起」と言う機能は重要になります。
現代の人間社会において社会ルールに則り、理性で雁字搦めになっている中でお互いに「本能」を出し合えるパートナーとのSEXは心理的にも大切な場です。
性交渉を行わなければ子孫繁栄どころか、世界の人口も増えず、人間社会は成り立ちません。
人間としての本分ともいえるSEXの源となる男性の「勃起」は、男としての尊厳価値とも言えるでしょう。
「意外と多いインポ患者」
1998年の調査では日本の成人男性でインポ患者(中程度・重度を含む)は1100万人いると言われています。
20代以上の男性総人口が約5100万人と言われていますので、成人男性全体の約20%はインポの症状を持っていると言うことになります。
20%と聞くと5人に1人の割合ですので、実はあなたの周囲にも大勢インポの方がいると言うことです。
しかし男性間ではあまり自分の弱みや恥ずかしいことを打ち明ける習慣がないため、そのような話を聞く機会が少なく、存在を理解していないのです。
そのため一人で悩んでいる方が多く存在します。
しかし蓋を開けて見ればみんな同じ悩みをもっているのですね。
まずはインポが自分だけではないと安心してください。
しかし、「みんなと同じだからいいや」では済まされません。
先ほど申し上げた通り、勃起は男性おいて「本分」なのです。
人間社会繁栄のためには、あなたの「勃起」が必要となります。
ではまずはなぜあなたがインポ(勃起不全)なのか原因を探ってみましょう。
「年齢や生活習慣によって種類が分かれるインポの原因」
インポと一言で言っても種類によって原因は異なります。
まず加齢によっての体の衰えが顕著になる高齢層(50代以上)に多い原因が、血管の衰えや神経障害による勃起不全。これを「器質性インポ」と呼びます。
勃起とは興奮することで脳から指令が行き、陰茎に位置する海綿体に血液が流れ込み起こる現象です。
そのため、血管の衰えによる「動脈硬化」などの症状が原因で血流が悪くなってしまっていると、ペニスへの血流も悪くなって勃起力にも影響を及ぼしてしまいます。
次に30~40代の働き盛りに多いのが精神的ストレスの原因により、不安神経症や統合失調症を起こしている方が起こすタイプです。精神の不安定状態が原因となり性欲の減退に繋がり、勃起不全を起こすことになります。これを「心因性インポ」と呼びます。
働き盛りの男性は家庭を守るために日々働き、中年層になれば会社内での責任も重くなってきます。
子供の教育問題や夫婦間の問題など、心的ストレスを感じる生活シーンが多く、その心理的要因が毎日の様に目の前に立ちはだかります。
その休みなく自分に降りかかってくる「ストレス」が原因で、勃起が起きなくなってしまうのです。
簡単に言ってしまうと、「心から興奮できない」「SEXに集中できない」目の前のクリアしなければならない問題が山積みで、女性に興味を持ったり、SEXに集中する余裕がないと言うことです。
その背景に常にある悩み事(ストレス)があることが大きな勃起不全の要因です。
ストレス発散が上手い人であれば、趣味を持っていたり、友人とのコミュニケーションなどで普段のストレスコントロールが上手くできますが、そうでない人は問題をずっと自分で抱えてしまいがちです。
そうなるとこのストレス現象からなかなか脱却できず、勃起不全の改善ができません。
冒頭でも申し上げた通り、パートナーとのSEXはとても人生において重要な行為です。
どんな理由があるにしろ、自分の抱えている悩みを他人は(パートナー含む)50%も理解をしてくれません。
女性からすると夜の営みでパートナーが勃起をしないとなると「自分に魅力がない」「好きじゃなくなった」「浮気をしている」などとネガティブ思考に陥る傾向にあります。
この考え方には女性ならではの本能も働いているからです。
女性は本来、男性に守られて生きていき、家で子供を育て子孫繁栄に従事すると言う本能があります。
そのため、「自分に興味がなくなった」というワードには男性が思う以上にショックなできごとなのです。
そこから夫婦に亀裂が入るのも女性心理からすれば理解ができます。
最後に、60代以上の高齢者に多いケースが、上記二つ「器質性インポ」と「心因性インポ」を合わせたタイプです。
考えられる原因として、元々高年層は体の衰えと心の衰え始める年齢で、そこに会社を引退し、目標を失ってしまう傾向にあります。リタイヤ後の第二の人生の目標がないことで急に老け込んだりして、心身ともに気力がなくなってしまうタイプの人に多く見受けられます。
このような状況に陥ってしまっては勃起どころではありません。
しかし男性は死ぬまで「男」言われているくらい性欲が強い生き物です。
きっかけさえあれば男を取り戻すことができますので、まずは気力回復のための第二の人生に置ける目標や計画を立てることが必要と言えるでしょう。
「今からでもできる!心身ともに勃起改善を目指す。」
上述した通り、勃起不全には「心と体」双方が要因しています。
インポになってからの治療はもちろんですが、事前の予防対策も重要です。
まず体の衰えを低下させるため、継続的に健康な体でいることです。
勃起に影響がある直接的な動脈硬化においては「煙草や飲酒」は大きく作用します。
お酒に関しては肝臓に悪い数値が出ない程度の摂取量であればストレス解消にもなるので良いのですが、煙草はご法度です。百害あって一利なし。血管の衰え・劣化に大きく影響をしますので勃起維持のためにはすぐに辞めるべきです。
血管を健康に維持すれば血流も悪化せず柔軟な欠陥を維持し、勃起しやすい体でいてくれます。
また心のケアについては人それぞれ立場が異なるので一概には言えませんが、まずはストレスをためない事です。
一人で悩み人の傾向として「悩みを相談する人がいない」「一人で抱え込んで自分なりに結論を出してしまう」人が多くいます。
しかし今は昔と違ってインターネットが普及しています。
悩み相談サイトなどもありオーディエンスボイスを聞くこともできます。
ネットで同じような悩みを投稿している人の情報を見て参考にするとか相談サイトに投稿してみるとか、顔を合わさずにも的確なアドバイスを貰えるかもしれません。
まずは一人で悩まず、行動を起こしてみることです。
次に悩みを自分なりの解釈で済ませてしまう人です。
このタイプの人は考え方が一方的で、自分なりに悩み事を自分なりに正論化して結論づけてしまう傾向が強くあります。
このタイプの人はその場で自分なりの解決論を見いだしているので、ストレス軽減にはなりますが、正確な解決ではないので、また同じ様な悩みを抱え、繰り返してしまう傾向にあります。
これでは長い人生疲れてしまいますよね。
そして、小さいな悩みでも蓄積されれば膨大なストレスになってしまいます。
悩みは恥ずかしがらず、周囲に相談することがベストです。意外と周囲の意見を聞くと自分が悩んでいたこととの小ささに気づくことも多くあります。
悩みながら生活するより、相談して早期解決して心的ストレスをなくし元気に「勃起」しましょう。
「勃起治療ってなにをどうするの?」
勃起治療と言っても初めて検討する人であれば何をどうするかわかりませんよね?
「治療は痛いの?」とか「ペニスを見られて恥ずかしいとか…。」不安はたくさんあります。
しかし安心してください。
一般的な治療方法は「飲み薬による治療です。」
一昔前に闇流通ではやった「バイアグラ」。これは元々勃起治療薬で怪しい薬ではありません。
勃起治療薬と言うとどんな成分が入っているか?不安になるかもしれませんが簡単に言うと「血管拡張薬」です。
冒頭でお話しした通り、勃起は血流によって起こりますので血管を広げてあげれば血液の循環が良くなりますので勃起しやすくなると言うことです。
一時期巷に噂が広がった「バイアグラ=媚薬」と言う噂は間違った情報です。
バイアグラに興奮作用などはありませんのでご安心してお飲み頂けます。
また、バイアグラ同様に血管拡張薬は「レビトラ」や「シアリス」と言う薬があります。
これらも勃起治療と言う目的、効能は同じですが、その効果が異なります。
一番効果が高いと言われる薬が「レビトラ」です。
服用後、20分ほどで効果が表れ、その後4~10時間勃起が持続すると言われています。
次に効果が高いのが「バイアグラ」です。
他の薬よりも強力な作用があると言われ、さらに空腹時の服用に効果があると言われています。
また、効果が見込める分、副作用も他の薬と比較すると高めである傾向です。
服用後の効果は3~5時間勃起が持続すると言われています
最後に「シアリス」です。
作用、副作用共に上記2つの薬と比較すると最も弱く作られています。
インポ改善薬を初めて検討し、副作用などが心配の方はまずこの「シアリス」を処方してもらうのが良いでしょう。
そして次に挙げる治療方法は「心理療法」です。
こちらは体ではなく「心」のメンタルケアの療法となります。
あなたがインポに陥っている理由を探り、その原因をメンタルケアとして払拭します。
医師との対話やカウンセリングを通じて心を穏やかに安定させ、精神を安定させる手法で精神を安定させ勃起不全を解消するやり方と言えます。
次に挙げるのはダイレクト型治療です。
その中で、「男性ホルモン投与」と言う手法があります。
治療方法としては、男性ホルモンの一種である「テストステロン」と言う成分を注射による体内へ投与を行います。
テストステロンには男性らしさの源となる「筋肉」「体毛」「競争心」などの心身を活性化させる効果があります。その作用とともに一酸化窒素も含まれており、血管の拡張、血管の老化予防をする効果があります。
このテストステロン効果によって、ペニスへの血流が良くなり勃起改善となります。
さらにダイレクトな手法として「海綿体治療方」と言う治療があります。
こちらは直接陰茎海綿体に血管拡張剤を直接注射してペニスへの血流を良くする手法です。
主に年配の方の活用が多い様ですが、局部的に血流を良くすることで即効性の高いやり方と言えます。
また、道具を使用した「陰圧式勃起補助具」という治療方法があります。
これはペニスを円筒上の器具に挿入し、その筒中をポンプで真空状態にすることによって、海綿体に血液を流入を促し、人工的に勃起させる手法です。
局部に強制的に血流を良くさせるため、恒久的な効果・継続性はありませんが、即時性は高い手法と言えます。
最後に手術による治療があります。
ダイレクトにペニスの血管を太くする拡張手術を施し、血流を良くすることで勃起改善を促します。
また、血管拡張手術以外にペニスの硬度をサポートするためのシリコンを埋め込み手術などがあります。
「やっぱりまずは本能を呼び起こすことが大切!」
男性の本能が働けば女性を求めるのが当然のことです。
例えば女性の裸を見て興奮したり、体に触れてドキドキしたり。これは男として当たり前の作用なのです。
この本能が眠ってしまっているのは社会が作り上げた「理性」や「モラル」「マナー」「世間体」が関係しています。
いくら欲求しても理性が抑え込んでしまう社会の目。
本当はこうしたいのにと思っても言えない「世間体」を気にする物事の多さです。
特に気の小さく優しい内向的な人ほどそうではないでしょうか?
その様な環境で長年成長すると欲求を抑える癖がついてしまい、感情を抑えることに慣れてしまいます。慣れと言うより失望の方が強いでしょう。
それにより自分でも知らないうちに欲望を抑え込んでいて欲望をしなくなり気力を失う。
勃起するには性的興奮がなければペニスが反応をしてくれません。
まずは本能を呼び起こす意味でも女性と接触を持てる行動をしましょう。
エロ本、エロサイトでも良いです。キャバクラに行って女性と話したり触れたりするだけでも本能を起こすことはできます。風俗に行くのも良いでしょう。
そうすることで女性を求めるきっかけになり本能が目覚めます。
セックスは楽しい・気持ち良いものです。
いつからかインポにとらわれて【嫌いなものになってはいないでしょうか】
中学生のころのような、エロ本を見ていただけで勃起していたころの気持ちを取り戻してください。
それが、上述した内容よりも勃起改善には一番の「特効薬」となるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
男性であれば共感頂ける部分があったと思います。
また、ペニスはデリケートな部分であり、その時々の体調な精神状況においても姿かたちが変わってしまいます。
勃起するには「女性を欲しがる欲望」が一番です。
興奮すればするほど勃起はします。
興奮すると心臓がドキドキバクバクします。
それはそれだけ心臓から多くの血流が起きているからです。
目の前に好きな女性が裸でいたら興奮しますよね?
抱きたいと思いますよね?
その気持ちが一番大切です。本心からそう思えば、脳から指令がでて体は反応するはずです。そこに雑念が入るからデリケートなペニスは勃起をしなくなる。
雑念を捨てて本能のままに活動できる精神を養えば、女性を求めれば勃起改善に役立つことが期待できます。
悩めば悩むほどに怖気づくペニスをリードするのはあなたの本心です。
弱気にならず、昔の元気を思いだし男の本分に向けて頑張りましょう!
それでもだめな場合は現代には医学の発達による改善治療が沢山ありますので、カウンセリングや治療をすることをおススメします!