現在、インポ・勃起不全・EDの治療は大きく分けると
- 薬による治療
- 補助器具の使用
- 心理療法
- 手術
4つの選択肢があります。年齢や、持病の有無、どの程度の治療を目指すかなどによって、病院での治療の選択肢が変わります。
良いインポの病院の見分け方
今の時代、ネットで検索すれば、どの病院で、どの治療をしてくれるかはすぐにわかります。
中には、口コミがたくさんある病院もあるでしょう。雑誌で特集されていたり、テレビに出ているドクターがいる病院もあると思います。そういった情報も大切なのです。
しかしED治療において一番大切なのは、あなたの気持ちを理解してくれようとするドクターを見つけることです。
例えば、ドクターが、「僕は毎朝ギンギンに朝立ちをしていて、セックスしたい時にはいつでもできて困るんですよ~。」とEDで悩む患者さんに話しかけるようでは、落ち着いて治療を受けることは難しいです。
さらに「僕はもう何年もEDで、治療もしているんですけど、一向に良くなる気配はないんです。あなたももう諦めたほうがいいですよ」と話しかけてくるドクターに、信頼を持って、治療を任せることができるでしょうか。
このような事を平気で言ってくるドクターがいるのです。私のもとには、デリカシーのない一言で治療をやめてしまった末に、私のもとに相談に来てくださった患者さんが少なくありません。
EDの原因は人それぞれ、皆さん様々な問題を抱えています。
適切な治療をするには、患者さんに寄り添い、患者さんを理解することが最も大切なことなのです。
さらに最近ではED専門の病院も増えています。
一つの病院に絞らずに、複数の病院に通うのも、良い病院を見つけるための一つの手段です。
ED治療薬だけもらうのは場合によっては危険
最近では、インポ治療のためのお薬を短時間で処方してくれる病院も増えました。
ED治療薬のみでの、治療は、自分のインポの原因が明確な場合は良いです。
しかし、自分のインポの原因がわからない場合、ED治療薬が効かない場合があります。
その場合は、薬が効かないだけじゃなく、薬が効かなかったことによるショックでさらに症状が悪化する可能性もあります。
このように、お薬重視の病院では症状が悪化していることに気付くのが遅れる場合があるので注意が必要です。また、病院によっては薬の選択肢が少ないこともあります。
インポ治療は自由診療
インポの治療は、保険が使えない自由診療が基本です。
保険証は必要ありません。保険証を使わないので、病院へ行った履歴が残ることもありません。
ゆえに、職場や家族に治療のことがばれにくいというメリットがあります。
ただ、自由治療は保険適応外なので、費用が高くなる場合があります。
そのような場合はサプリメントや、医薬品個人輸入代行サイトを利用するの良いでしょう。
しかし、EDの原因によっては、その原因となる疾患を保険で治療することができます。
例えば、更年期障害によるインポの場合、更年期障害による症状(筋肉の低下やうつになりやすいなど)を緩和するためにホルモンのバランスを整える治療を受けることで、の症状が改善することがあります。
インポそのものを、治療する場合は保険が適用されませんがEDを引き起こす病気そのものを治療するためであれば保険が適用される場合があります。
病院スタッフにも注目する
病院を選ぶ際に重視したいことの一つが、病院で働く方々のこと。
病院全体でみると女性スタッフがいるけれども、インポ治療に関しては男性スタッフのみで対応する病院や、病院全体が男性スタッフのみで構成されている病院、ドクターが女性の病院など、様々な形態の病院があります。
勃起不全の治療となると、ただでさえ敷居が高く感じるものです。病院を選ぶ際には、自分が望む形のスタッフさんがいる病院を探しましょう。
距離感も大切
インポの治療をしていることを誰にも知られたくない場合、近場の病院を選ぶと知り合いに会う可能性は高くなります。
その場合は、完全予約制の病院や、少し離れた場所にある病院を選択すると安心です。しかし、距離が遠すぎると、継続して通うことが難しくなるというリスクもあります。
EDの治療を受けている方の中には、薬もらうだけだから、病院なんてどこでもいい。という方もいらっしゃいますが、いつもと違うなと感じたときに、気軽に相談ができるドクターがいるだけで、前向きに治療を進めることができます。
勃起だけにこだわらない
EDの治療を希望する方の多くは、「力強い勃起と射精」を望んでいます。
これを可能にするのが、勃起を補助するお薬です。薬によっては、長時間、勃起をサポートするものもあります。
しかし、これではインポそのものの治療とは言えません。特に、心因性EDの場合は、勃起にこだわり過ぎるあまり、勃起しないことへの不安感が大きくなっている状態です。
お薬で一時的に勃起させられることができたとしても、根本的な治療にはならないこともあります。病院を選ぶ際には、勃起する、しないだけではなく、幅広いケアが受けられるかどうかもポイントです。
生活習慣を見直してくれる
ED治療の目的は、生活の質(QOL Quality Of Life)の向上です。勃起することがゴールではありません。
セックスを通じて生活を豊かにするための治療です。そのことを大切にしている病院を選ぶとまず間違いがありません。
喫煙や飲酒、肥満、ストレスなどの生活習慣はEDに大きな関わりを持っています。セックスの時だけ勃起したらいいよね。ではなく、生活の質そのものを高める関わりをしてくれる病院を選びましょう。
まとめ
私が思う、良いドクター・病院の条件は、【ED患者に寄り添って考えてくれる病院】です。
インポの治療はやはり、病院へ行くことが一番の改善法ですが、
お金・時間・病院へ行くことへの恥じらいなど、なかなか病院へ行くことへのハードルが高いことも事実です。
そんな時はサプリメントや、医薬品個人輸入代行サイトを利用するの良いでしょう。何もしないで、インポを放置すればするほど、治療は難しくなっていきます。
以上、インポの病院の選び方を教えます【カウンセラーに聞いてみた】でした。